月の櫂 |
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http://www.itoen.co.jp/new-haiku/18/kasatoku03.php
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対談 「詩歌変遷-万葉から現代まで」 大岡信×岡井隆
「前衛短歌を振り返る 次の世紀の歌のありか」 塚本邦雄×篠弘 討論 「われら、かく歌いき 昭和30年代からの歌」 佐佐木幸綱×春日井建×小中英之×中川昭×三枝昴之 インタヴュー 戦後短歌の歩み-復興と革新 近藤芳美×大島史洋 座談会 「明日の歌を考える-詩の型と言語」 小池光×三枝浩樹×藤原龍一郎×加藤治郎×谷岡亜紀 戦後夭折歌人の系譜 山下雅人 史料・男性短歌誌再考・年表男性短歌史 ほかに、上記の記事に名前があがる代表的歌人の他、当時の若手だった 加藤治郎、荻原裕幸、坂井修一、大辻隆弘等の作家の作品多数。 数えると、71名が、各1ページ、7首ずつの作品を寄せているのだった。 目次を見ただけで目がくらみそうになるような、 何とも盛り沢山な豪華な一冊である。 同社からは、『「同時代」としての女性短歌』(1992)という、この時期の 女性短歌についてまとめた本があるが、そのあとで出たらしい。 やはり短歌の世界は女性上位なのか? いや、そうではなくて、ちょうどこのあたりで、短歌の世界で男女の 逆転現象が起こりつつあっていたということだ。 女性の活躍が目覚ましいゆえ華やかに物珍しかったのが80年後半から 90年代。 そして今や、人口比からすれば、まるきり完全に逆転しているような印象。 そして、エリート主義から大衆主義へという変遷。 1995年というと、私は短歌をはじめて2-3年、とても頑張って いろいろ読んだり、近代短歌を書き写したり、一生懸命古典を読んだり していた時期だ。なつかしいなあ。 最近は私からすると子供の年代のような若い人たちが、この時期に ついての勉強会を開いたりしているらしいので、教えてあげたい くらいだけれど、本自体は絶版になっているようだ。 アマゾンでは、168円から購入できるらしく、在庫は10冊とあった。 誕生日に 四方より「われを偏愛せよ」と言ふ声迫るなかあへてあなたを 岡井隆 (2015.10.現在)
by HIROKO_OZAKI1
| 2015-10-18 10:48
| 短歌と短歌論
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